着物のお手入れ

着物の着用後のお手入れ

着物を着用した後はまずはシミや汚れのチェック!
ただ、見つけたらと言ってご自分で対処することはやめてください。
シミを見つけた時はすぐにクリーニング店へご相談ください。

長襦袢や半襟や足袋は汗を吸う下着なので
ご家庭なり、クリーニング店などでのクリーニングしてください。

着物類は
着物用のハンガーにかけて、1日干して湿気を取りましょう。
長襦袢・帯も同じようにハンガーにかけて、干しておきましょう。

干して湿気をとったら、ブラシや乾いたやわらかいタオルでやさしく全体を払います。

着物のシミ・汚れのチェック

衿(えり)

一番、といってもいいくらい汚れがつきやすいところです。
顔に塗ったファンデーションや、明らかに汗のシミがついていないか確認しましょう。

袖(そで)

袖には、皮脂や汗のシミがつきやすいのです。
色が変わっているところがないか、確認しましょう。

裾(すそ)

裾は、砂ぼこりや泥はねなどが気になります。
色がくすんでいないか、泥がはねていないか見てみましょう。

裏地

見落としがちなのが、着物の裏地。
裏地は汗ジミが出やすいので、変色がないかチェックしてくださいね。

着物クリーニングに出す

できれば、毎回着用後にクリーニングに出したい所ですが・・・
少しでもクリーニング回数が減らすためにも、普段から長襦袢や半襟などの使用をし、こまめに洗うことで、本体に汗などを付着させずにすみます。

しかし、数回の着用やシミや汚れの付着の場合はクリーニングをご利用ください。

一時的に吊るす着物ハンガーやたとう紙を準備しておくと良いと思います。