皮革のお手入れ

一年に一度、半年に一度はクリーニングにお出しいただければと思いますが
まずは、着用後などの細やかなお手入れもする必要があります。

通常の皮革製品

汚れたら

軽い汚れは乾いた布で拭きとるか、ブラッシングします。
部分的な汚れは指定のレザークリーナーを布につけて軽く拭きとります。
ただ、革の種類により無理な場合もありますので、目立たない部分で試してください。
また、革用消しゴムや、汚れていない上質の消しゴムでも落とすことができますが、これも影響がないかどうか見えないところで試してからの方が良いでしょう。
ベンジン、シンナー、中性洗剤などの使用は色落ちや革のツヤがなくなるので止めましょう。

※スエードの場合は
粉塵等の汚れはこまめにブラッシングすることです。
ブラシで取りにくい汚れやテカリは、天然ゴム系のブラシを使用すると良いでしょう。
液体の汚れは内部に浸透しないように速やかにティッシュペーパーなどで、叩くようにして吸い取ります。

濡れた場合

水滴を払い落とした後、タオルでたたくようにして水分を吸い取り、風通しの良いところで陰干しします。
濡れた革は熱に弱いのでストーブなどは避けて下さい。
乾燥後、軽く揉んでもゴワゴワするようなら、指定の革用乳化クリームを塗って油分を補ってください。

カビの手入れ

銀付革はカラ拭き、起毛革はブラッシングします。
縫い目などの細かい部分は歯ブラシを使用すると良いです。
カビを除去したら、ハンガーにかけて陰干しにし、乾燥させ、十分に除湿します。
良く除湿すればカビの発生は抑えられます。

保管

あらかじめ陰干しして水分を減らし、カビの発生しにくい状態にします。
ハンガーで保管する場合は、肩幅にあった厚みのあるハンガーを用い、型くずれしないよう気をつけましょう。
ビニールカバーは革の呼吸を妨げ、カビ発生の原因となりますので使用しないでください。
革用に塩化カルシウム系の除湿剤を用いることがありますが、これは放置したままにしておくと潮解し、液状になります。
その液体が革に付着すると、収縮・硬化し、修復不能になりますので、シリカゲル系除湿剤を用いるようにしましょう。

前の記事

革の種類