秋の始まり、冬の準備。11月は「整える」季節

こんにちは、千葉市若葉区・中央区・花見川区・美浜区で営業する「クリーニングオーシャン」は、衣類や靴・かばんのクリーニング＆リフォーム専門店です。1964年創業、しみ抜きやお直し、リペアも対応し、「汚れは落としても思い出は洗い流さない」仕上がりをお届けします。ビジネスウェアから皮革・着物・ジュータンなど特殊品、業務用クリーニング、他社様からのご依頼も承っています。

秋の始まり、冬の準備。
11月は、季節のちょうど境目です。木々が色づき、朝晩の冷え込みが増していくこの時期。
秋の終わりと冬の始まりをつなぐ大切な月です。

衣替えを終えて少し一息つくころ、「今年もあと少し」という気持ちがふと湧いてくるのもこの季節。
街のイルミネーションが灯り始め、年末に向けて慌ただしさが増していく前に、
衣類や暮らしを一度“整える”時間を持つのがおすすめです。

11月の行事と衣生活の知恵

日本は古くから、季節の節目を行事や風習で大切にしてきました。
11月は“感謝”と“祝福”をテーマにした行事が多く、衣服と関わりの深い月でもあります。
それぞれの行事を見ながら、衣類とのつながりをたどってみましょう。

● 11月3日「文化の日」

明治天皇の誕生日に由来し、戦後「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として制定された祝日。
芸術の秋、読書の秋、そしておしゃれの秋とも言われます。
晴れ渡る“文化晴れ”の日には、お出かけや記念行事などでフォーマルな装いをする方も多いでしょう。

この時期は、夏服のしまい洗いと秋服のケアをするのに最適です。
湿度も低く、天候も安定しているため、衣類のコンディションを整えるのにぴったりの季節です。
お気に入りのジャケットやスカートも、今のうちにお手入れをしておけば次の季節に気持ちよく使えます。

● 11月7日ごろ「立冬」

二十四節気のひとつで、“冬の始まり”を告げる日。
暦の上ではここから冬がスタートします。
この頃になると、コートやセーター、ダウンウェアなどが登場しますが、
クローゼットから出したときに「去年のシミが…」「カビ臭い…」と感じたことはありませんか？

冬物衣類は厚手で洗う回数が少ないぶん、しまう前のお手入れが足りないと汚れが浮き出てくることがあります。
立冬前後は“着る前点検”の絶好のタイミング。
虫食いやシミ、ほつれなどをチェックし、必要に応じてクリーニングに出しておくと、安心して冬を迎えられます。

● 11月15日「七五三」

子どもの健やかな成長を祝う日本の伝統行事。
晴れ着や着物、袴、ドレスなど、特別な衣装に袖を通す日でもあります。
一度しか着ていないからといって、そのまましまってしまうのは禁物です。

子どもは汗をかきやすく、着物の襟や袖には皮脂や化粧の汚れが残っていることがあります。
着用後はできるだけ早く専門のクリーニングへ。
大切な思い出をきれいな形で残しておけば、兄弟姉妹へのお下がりや記念撮影にも安心して使えます。
「思い出を洗う」という気持ちでお手入れすることが大切です。

● 11月22日「いい夫婦の日」

語呂合わせで生まれた人気の記念日。
夫婦で過ごす特別な日として、食事や旅行を楽しむ方も多いですね。
この日を機に、クローゼットの整理を一緒にしてみるのはいかがでしょうか。

「もう着ない服を手放す」
「お気に入りの服をきれいにしておく」
「冬服を準備する」
そんな作業を夫婦で行うと、衣類も気持ちもスッキリ整います。
お互いの働く服やお気に入りのコートをクリーニングに出すのも、感謝のプレゼントになります。

● 11月23日「勤労感謝の日」

“働くことへの感謝”を伝える日。もともとは五穀豊穣を祝う「新嘗祭（にいなめさい）」が起源です。
日々働く人、支える人、そして自分自身へ「おつかれさま」を伝えましょう。

スーツや制服、作業着など、毎日を支えてくれる衣類もこの日に感謝を。
しっかり洗ってプレスをかけると、まるで気持ちまでリセットされたようにスッキリします。
「服を整えることは、自分を整えること」。
勤労感謝の日は、衣類にもありがとうを伝える日にしてみてください。

● 11月29日「いい服の日」

「いい服の日」は、岡山県の学生服メーカー**トンボ株式会社（トンボ学生服）**が制定した記念日です。
“いい服を着ると心も豊かになる”“いい服を長く大切に着てほしい”という想いから、
語呂合わせの「いい（11）ふく（29）」の日に制定されました。

学生服づくりを通して「衣服の価値」を伝え続けてきた企業が定めた日という点に、大きな意味があります。
毎日着る服、仕事着、勝負服、そして思い出の服──
どの一着にも物語があり、その服を長く大切に使うことが“いい服の日”の本当のメッセージです。

お気に入りのコート、ウールのジャケット、カシミヤのセーター。
冬を迎えるこの時期こそ、きちんとケアをしておくことで「いい服」はさらに輝きます。
トンボ学生服が伝えた“服を大切にする文化”を、私たちの日常にも活かしていきたいものですね。

衣替え後のケアこそ「長持ち」の秘訣

夏服をそのまましまっていませんか？
汗や皮脂、紫外線で傷んだ繊維は、放っておくと黄ばみやカビの原因になります。
特にTシャツ・ポロシャツ・ブラウス・ズボンなどは要注意。
見た目はきれいでも、実は繊維の奥に汚れが残っていることが多いのです。

「来年洗えばいいや」と後回しにすると、翌年取り出したときに“あれ？”ということになりがち。
しまう前のクリーニングは、衣類の健康診断です。
きれいな状態で保管すれば、来年も気持ちよく袖を通せます。

秋服・冬服の「着る前点検」

11月は、秋服の最終点検と冬服の出番が重なる時期。
「そろそろコートを出そうかな」というタイミングで、クリーニングに出すのがおすすめです。
チェックポイントは以下の通りです：
虫食いやカビの跡がないか
シミや変色が出ていないか
ニットの伸びや毛玉はないか
ダウンのハリやふくらみが落ちていないか
早めのケアで、冬の装いが格段に快適になります。
特にダウンやウール素材は、皮脂汚れが残っていると保温性が落ちたり、においの原因になることも。
“着る前クリーニング”は冬支度の第一歩です。

年内に済ませたい“特殊品クリーニング”

12月に入ると、クリーニング店は年末需要で混み合います。
その前の11月が、じつは一番の狙い目です。
特に仕上がりに日数がかかる「特殊品」は、早めのご利用が安心です。

● 布団・毛布

人は一晩でコップ一杯分の汗をかきます。
布団には皮脂やダニ、カビが潜んでいることも。
半年に一度の丸洗いで清潔な眠りを。
「今年の汚れは今年のうちに」が合言葉です。

● カーペット・絨毯・カーテン

インテリアは意外と埃や花粉を溜め込みます。
年末の大掃除前にクリーニングしておけば、部屋全体の空気が変わります。

● 革製品・毛皮

冬の主役アイテム。
水分や湿気に弱い素材なので、プロによるオイル仕上げや防カビ加工がおすすめ。
来年も美しい状態で使えるように整えておきましょう。

● くつ・バッグ

靴は一日履くだけで大量の汗を吸収します。
そのまま放置すると臭いや変色の原因に。
靴・スニーカー・ブーツ・バッグのクリーニングは、見た目も衛生面もリフレッシュできます。

● 着物・礼服

七五三や法要、成人式などで使った後は必ず専門店へ。
シミ抜き・汗抜き・防虫加工をしておけば、次の機会も安心です。

11月クリーニングのおすすめポイント

11月は、1年を締めくくる前の大切な準備期間。
文化の日でおしゃれを楽しみ、立冬で冬支度を始め、七五三で家族を祝福し、いい夫婦の日や勤労感謝の日で感謝を伝える。
そして、11月29日「いい服の日」で、衣類を通じて“思いやりの心”を育む。

プロのクリーニングは、ただ汚れを落とすだけではありません。
衣類を整え、暮らしを整え、心まで整えるお手伝いです。

今年の汚れは、今年のうちに。
衣類をきれいにして、気持ちの良い12月を迎えましょう。
それが、11月をもっと素敵に過ごすための、何よりの“冬支度”です。

クリーニングオーシャン

千葉市若葉区・中央区・花見川区・美浜区で営業する「クリーニングオーシャン」は、衣類・靴・かばんのクリーニング＆リフォーム専門店です。1964年創業、しみ抜きやお直し・リペアにも対応し、「汚れは落としても思い出は洗い流さない」仕上がりをお届けします。ビジネスウェアから皮革・着物・ジュータン、業務用や他社様からのご依頼も承ります。

この季節のおすすめ

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