家庭洗濯品質表示法
続けて洗濯表示の変更の内容について書いてまいりましたが
品質表示は家庭洗濯品質表示法という法律で示されており、
日本で販売する繊維製品には品質表示・洗濯絵表示を表示する義務があります。
それは消費者が日常使用する家庭用品を対象に
商品の品質について事業者が表示すべき事項や表示方法を定めており、
これにより消費者が商品の購入をする際に適切な情報提供を受けることができるように制定された法律です。
輸入品であっても日本国内で一般消費者に対し対象商品の販売を行う場合には、
家庭用品品質表示法に基づいた表示が必要です。
ちなみに消費者に見やすく分かりやすい表示が必要ですので、日本で販売する場合は、表示言語は日本語になります。
これらを怠っている衣類の販売については違法であると言えます。
海外で個人で購入したものについては個人の責任のもとに対処しなければいけません。
日本で販売する商品については日本人の国民性に合わせて検査し表示されていますが
海外での購入品については、その国の国民性に合わせた基準で製造されているので、様々なトラブルが懸念されます。
簡単にいうと日本という国民性は非常に繊細で細やかな基準になっています。
海外の製品における色落ちやほつれや型崩れが当たり前の基準とは合わないのが当然です。
その点でもご家庭でのお洗濯でも要注意が必要です。
それらのことを理解した上で
お洗濯などを行なっていただくことを願いますし、
できましたら、購入する前にこれらをしっかりと確認されて
納得した上での購入をお勧めします。