フェイクファー?エコファー?
フェイクファーって今は言わないでエコファーって呼ぶらしいですが・・・
要は化学繊維を使ったファー風素材ってことです。
ファーはご存知のように毛皮。
動物の毛がついた状態の皮革です。
ウールは羊の毛。
獣毛もそれぞれの獣の毛。
ダウンは水鳥の羽。
シルクは蚕のまゆ。
生き物から素材もたくさんあります。
フェイクファー・エコファーに話を戻すと
ファーは動物の毛皮ですから、扱いが通常のクリーニングでは問題が生じやすい。生き物を洗濯機で洗うことはないですし・・・
毛や皮の部分から皮脂がなくなってしまうと独特な
手触り・光沢が失われてしまったり
縮みや毛並みの変化なども考えられます。
通常のクリーニング店ではなく毛皮の専門店での処理になります。
もちろん通常はクリーニング店でお預かりし、委託の専門店に依頼して処理します。
それに対してフェイクファー・エコファーは
アクリルなどのウール素材に似た繊維を使用しているために
動物愛護の点から見直されている部分があります。
ベロアやコーデュロイの構造と似ている部分がありますので
毛並みの変化や脱毛などが考えられます。
熱や摩擦などに弱く
表面が縮れたようになったりすることもあります。
リアルにしてもフェイクにしても
普段からのブラッシングをこまめにし
表面の汚れは濡れタオルに中性洗剤を薄くしませたもので
表面を軽く拭き取るお手入れも良いと思います。