ダウン・フェザー・羽毛・羽根?

ダウンとは水鳥の胸のあたりに密生しているタンポポの綿毛のような形状の羽で水鳥の肌着にあたります。

このボール状のダウンが空気をたっぷりと含んで、保温性とかさ高を生み出します。

このダウンは1羽の水鳥から約10~20g程度しかとれません。

1枚の羽毛ふとんを作るのに120~150羽の水鳥が必要です。

フェザーとは真ん中に固い軸がある羽根で、水鳥の上着にあたります。

6.5cm以上のものをフェザー、6.5cm未満のものをスモールフェザーといい、寝具で使われるはほとんどスモールフェザーです。

保温性はあまり高くありませんが、通気性がいいので主に暖かい季節の肌ふとんや枕に使われます。

ちなみにダウンが50%以上のものを羽毛ふとん、50%以下のものを羽根ふとんといいます。

ダウンウェアではこのような表記の違いがなく、ダウンとダウン以外の羽素材は全てフェザーと表記されています。

そして、知って頂きたい現実があります。

ダウンがとれるのはダック(アヒル)とグース(ガチョウ)です。

ダックは北京ダックなど肉を食用にされます。

グースは肉も食用にされますが、フォアグラの需要が大きいため、それように養殖されています。

食用にされるダックやグースは比較的若い段階で食用になるため、高品質のダウンがとれません。

ある程度育ったもののダウンがいいとされるため、フォワグラ用のグースやダウンをとるために

飼育されているグースから高品質のダウンはとられます。

さらに高品質のダウンとなるには、人の手でむしる必要があります。

人の手でむしる方法はハンドピックと呼ばれています。

そして、その中でも生きたままでむしり取る方法はライブハンドピックと呼ばれます。

ウール製品などのように刈り取るのではありません。

唯一というべきか、最高級のアイダーダウンは保護鳥のため直接採取不可能名ため、巣から集めた貴重な素材です。

何が言いたいか?

ダウンウェアの不買運動?

・・・ではなく。

そういった素材であることをご理解の上、末長く着用いただけることを願います。

願わくば、低価格で販売されているものの現実を直視し、良いものを長く着用していただけるように切に願います。

長く着用するためのお手伝いはクリーニング店にお任せください。